大弛峠に行ってきた

第2回トランポツーリングに行ってきた この前の林道ツーリングが良かったので今回は大弛峠、山梨と長野の県境にある林道に行ってきた。 今回もトランポなので移動は車。夏休みにツーリングも予定していたのでバイクの走行距離も抑えたかった。それにしても、夏はくそ暑いけど夏の写真の青々とした透明感のある感じはかなり好き。山梨、甲府といえば盆地で夏はクソ暑いと言われるけど、景色はかなり好き。 道の駅まきおかで休憩。今日は連れがいるのでここで合流する。 道の駅の前にある食事処さとうでお昼ごはん。地元のお店という感じでとても良かった。 せっかく山梨に来たので、前に駐車場に行っただけのフルーツ公園にも行ってみた。 その後、林道へ。途中で車からおろして林道まで自走した。林道のところにも駐車場はあるものの、ここまでの道がかなり狭く車だとすれ違いが面倒なのでバイクで移動は良かったと思う。 ほぼフラットかと思っていたのだが、思ったよりもガレガレの林道。 FEなら普通に走ることはできるもの、連れは大型バイクなのでかなりしんどそうだった。 そしてこの土砂降りである。山に登ってるときにかなり雨が振りそうな雲が見えていたのだが結局林道の中で振られてしまった。この日は全く雨がふるとは思ってなかったのでレインコートもないし着替えもない。幸いリュックの防水カバーだけは持ってきてたのでリュックだけは守れた。 なんとか下りきった。だいたい1hくらいかけてゆっくりと下った。頂上付近はかなりガレガレだが、途中からは走りやすい林道になっていた。 連れはこのまま帰るが、私は車まで戻る必要があるのでもう一度登る必要がある。 上りは一人だったので自分の出せる最大のスピードで登った。だいたい20分くらいで登れたと思う。 そして頂上は土砂降りだった。どうやら雨雲が下から上に動いてたらしい。下りは一番ひどい時間雨宿りしてたし、ゆっくり下ってたからまだ許せるレベルだったが、登りきったあとは特に雨宿りもせずに車まで走ったので完璧に濡れてしまった。リュックを背負っている背中以外は完全にびちゃびちゃで川にでも飛び込んだのかというくらい濡れた。 車のところは地面濡れてすらいなかったのでどうやら雨は本当に林道のあたりだけ降ってたらしい。 そして車の場所で確認してて気づいたが、またフロントのスポーク(厳密にはニップル)が折れていた。最後のガレガレゾーンを30km/h前後くらいで走っていたが、でかい岩に何回か突っ込んで、うまくアクセルオンでフロントへの衝撃を受け流せた場合もあったが、そうじゃない場所もあったのでそこで衝撃で折れてしまったのかも。本来これくらいでは折れないと思うが、長年乗っているのでおそらく金属疲労などで弱くなっているんだと思う。 終わり まず、今回の林道の感想は思ったよりガレガレだったがそれが程よい刺激になり走ってて楽しい林道だった。前の栃木福島の林道と比べるとガレてはいるものの路面がヌタヌタという感じもないのでバイクも比較的汚れにくいし、アナキーワイルドのようなトレールタイヤでも十分なグリップが得られていると思う。斜面も急ではないので走りやすい。ずっと森の中を走る感じなので、自然を感じることはできるがここもそれほど絶景という感じではないので走りを楽しむ林道かな。 反省としては、着替えは車に常備しておいても良いかもということ。バイクなら濡れても走ってれば乾くけど、車ではなかなかしんどい。いくら車でも流石に脱いで運転するわけにもいかないし。今回走ったあと、本当に川に飛び込んだのかというくらい濡れた状態で何時間も運転して帰ったがこれが一番しんどかった。上半身は体温で乾いてきたが下半身は全然乾かず、常に水に浸かってる感じだった。夏なのにめちゃくちゃ寒くて、11月くらいにドライブしてるような感覚だったね。ということで、毎回着替えを持っていくか悩むと判断ミスで持っていかなかった場合事故る可能性があるので、着替えとタオル1セット常に車に常備しててもいいかもと思った。あとはできればスリッパとかもあってもいいかもね。 それで最後に、スポークが再びだめになってしまった。確認したら見てもらってる店の整備担当の人がしばらく不在なのでどうやら夏休みまでに治すのは難しそう。せっかくの夏休みだが、基本的には車で見て回ることになるかもしれない。まあスポーク1本くらいなら折れてても乗れなくはないが、他のところも金属疲労してるだろうから走ってて折れる可能性があるわけで流石に怖くて長時間だったり負荷のかかる場所は乗りたくないね。残念ではあるが、最近はバイクもちゃんと乗れていたのでそこまで大きなストレスではないので夏休みは別の楽しみ方を考えますかね。 あとは、ハスクの調子というところで言えばなんとなくエンジンの始動が悪いのと、エンストしやすかった印象がある。エンストは気の所為かもしれないけど。エンジンが十分温まっているはずなのに、微妙に始動性が悪い。やはり長距離乗ってるのでちょっとカーボンが溜まったりとかそうのがあるのかもしれない。こちらについてはフューエルワンでも入れて様子を見てみようかなという感じだね。 下ったら普通に晴れで富士山まで見え始めてた。本当に運が悪いことに林道だけ土砂降りだったらしい。あとはこの日はなんか対向車が怪しい車が多くて、イエローラインはみ出し気味で曲がってきて、こちらに気づいているはずなのに機動修正しないみたいなそういう車に行きと帰りで1回ずつくらい出会ってヒヤっとしたし。 全体として関東の道って難しく。街中は交通量が多いのと道が複雑で運転が難しいところが多いのと、関東平野はクソ広いのに何故か道はそれほど広くない場面が多く、片側2車線あるけど1車線の幅や右折レーンがえらい狭くて怖いみたいなところが多い。山は山で急な地形が多いためか、急激な上り下りやコーナーが多く、一定の集中力が必要。(あとこういう地形は燃費にも悪いので車の燃費がどこを走っても極悪になる)九州や中国地方はなんとなくぼーっと運転してても良いようななだらかな道が多いので、明らかに運転難易度に差を感じる。ということで、結構この辺が効いてきてて事故になりやすいんじゃないかという気がしている。私も街中では道の構造で混乱して怪しい挙動をすでに何回かやってしまっているのでつらい。 やっぱり永住するなら九州とか(の沈みにくい地域)だなと改めて感じた。 ということで、今日はこのくらいで。

福島林道ツーリング

初トランポツーリングにいってきた 関東に転勤してから全然書いていなかった。これ以前にもいくらかでかけているが、それはまたの機会として今回はトランポツーリングを。 トランポを買って1.5年くらい経過しているが日帰りトランポツーリングはやったことがなかったのでやってみた。宿泊付きで宿や友人家にトランポを停めたツーリングやオフロードコースへ行くのはやったことがあるが、その辺の駐車場に乗り捨ててツーリングするのはまた違った緊張感がある。(車上荒らし的なのが怖いという意味で) 今回は栃木と福島の県境にあるクソ長い林道と福島の山の中をちょろっと走ろうかなというツーリング。 川俣桧枝岐林道 このあたりではかなり有名な林道だと思う。30kmくらい長さがあるかなり走りごたえのある林道。 前日雨だったらしいこともあり路面はかなりびちゃびちゃ。正直日当たりが良くないので前日雨じゃなくても普段からびちゃびちゃの可能性は高い。 展望が開けるような場所もほぼなく、どちらかというと長いダートをすっ飛ばして楽しむ走りを楽しむ系林道。 上のように川の中を走る場所もあり、楽しい。 出口付近にある滝。みんなこの辺で撮影している気がする。 この日は休みだったこともありかなりの車やバイクが走りに来ていた。KTMのレーサー、10台以上のジムニー軍団みたいな見るからにオフロード勢もいたが、普通に2躯っぽい乗用車やS660みたいな車で登ってる人もいてびっくりした。多分登山にきてる人もいる気がする。あとは釣りとかハイキング。これだけ車が通ってるなら遭難する心配はなさそう。 現地で出会ったセローの人に途中まで先導してもらったけど、そんなに速くないですよなんて言いながらかなりのペースで走ってた。ついていくのがやっとだった・・・(多分察して多少ゆっくり走ってくれていた気がする)。向こうはフロントはFIMっぽいエンデューロタイヤとツーリスト、こっちは空気圧パンパンのアナキー(前1.4、後ろ1)なのでグリップで差がついた感もあるが、やはり走りなれたセローは速い。 福島ツーリング これだけ長い林道が本当に通過できたことに驚きつつ、福島に入ることができた。 この道の駅、めちゃくちゃ広い。なんていうかロケーションがいいね。ただ、山の中でもめちゃくちゃ暑く、バイク駐輪場が基本日向だったので結構しんどかった。ここでは小休憩と水補充だけ。 次の道の駅はここ。ここではトマトが買えると聞いてきたものの売り切れ。さすがシーズンで人気だ。 しょうがないのでトマトラーメンを食べてみた。見た目辛そうだがトマトの色。トマトだなぁという感じの味で良かった。 ここで改めてバイクを確認するが、めちゃくちゃ泥だらけである。路面はびちゃびちゃでもはや避けようもないくらいだったし、セローの人がぶっとばすので一緒にぶっとばしてたらこのざま。もう林道入って1分くらいで汚れの抑制は諦めたね。 七ヶ岳林道 本当はここの北側の林道もいってみようと思ったが入口が通行止めになってるっぽいので中止してこちらに。 十分な道幅と比較的ゆるいコーナーが多くて走りやすい。ただ、それなりに大きな石が多い区間があったり、砂利が多い区間があったりで油断していると吹っ飛ぶ可能性があるのでスピード出しすぎには注意。こちらも展望がというよりは、それなりのロングダートで走りを楽しむ感じの道だった。 ちなみにこの日は東北ラリーの日だったらしい。林道を走ってたのが2時くらいだったが、3時からラリーのため閉鎖と書かれている。北側の林道が通れて走ってたらおそらくこちらは走れなかっただろう。それにしてもこんな時間から閉鎖して走る、どういう管理の仕方になってるんだろう。 林道を抜けたところでラリーの会場みたいな場所があったがまだほとんど人はいなかった。多分運営側の人はいた気がするけど参加者らしき人は見当たらなかったね。 121号でかえり その後は割とまだ時間はあったものの121号を経由して栃木側のトランポ乗り捨て場所に帰った。 途中で道の駅たじまによってみた。ここでは外で野菜を売ってたがトマトがあったので買っておいた。トマトを売ってたおばちゃんの訛りがすごかった。このトマトあとで食べたけど安定の美味しさだったね。これで200円か、すごい安いという感じ。 あとは途中にあったダム。でかい。ダムのそばに資料館とかもあったけど今回はよらず。 トランポ積み込んで帰宅 トランポに積み込み終わったのが16:30くらいだった気がする。福島走ってたときはもう1本くらい林道いけるんじゃないかと思ったが、片付けてみると丁度いい時間かもしれない。ここから埼玉まで帰らないといけないので下道だと3,4時間はかかる。 最初は高速でもいいかと思ったが高速のほうが確かに速いが+20分の渋滞情報(高速渋滞は前回の山梨遠征ツーリングでトラウマが…)があったのと、速いといっても1時間くらいしか変わらないので結局下道で帰った。 というか埼玉から北方面は実質準高速みたいな4号線があるのであんまり高速はいらないかもしれない。 4号線が高スペックなので、下道としてはかなりのスピードで栃木くらいまでいける。埼玉に近いところは信号がクソだが、茨城に入るあたりからは信号もほぼなく、かなりのペースで北上できる。山口の2号線もこれくらいにしてほしいね。 おわり ということでかなり密度が高いツーリングだった。福島かなり良かったね。個人的に好きな都道府県入かもしれない。 ちなみに好きな件は九州だと北部はほぼ全部、長崎、佐賀、福岡、熊本、大分が好き。その他だと山梨はかなり好きで、今回福島も好きかもという感じ。 関東、東京とか埼玉の街乗りは地獄でしかないけどちょっと足を伸ばせばめちゃくちゃ良い場所が多いのはいいね。 今日はこのくらいで。