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02 9月 2024

CRF250Lを買った

ツーリング兼通勤マシンとしてCRF250Lを買った

2023年式CRF250Lのsを購入した。実は夏休み明けに納車されてたのですでに入手して2,3週くらいは経過している。 今日までは基本通勤でしか乗ってなかったが、今日始めてまとまった距離(300kmくらい)乗ってきた。

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ツーリング自体は島根まで行ってオムレツを食べて帰るだけという感じだった。 まあ、多少は楽しかったけど、久々にそこそこの距離走った上に暑かったからちょっときつかったな。

CRF250Lの感想

全体感

結論から言えば、やっぱり250なのでパワーが足りない、あとすごく熱い。でもダート性能は割と良さそうで、 中距離程度なら快適に行けそう。

  • パワー感
    • 250ccで24馬力しかないので大した力はない
    • 慣らしで6000rpm(メーターでは12000rpmまである)縛りをしているが、実用で使うのはこの辺なので多分慣らし終わっても大して感想は変わらないと思う
      • トルクは6500rpm、馬力は9000rpmで最大らしい
    • 下りは良いが上りでは回しても加速しないことが多い
  • 重さ
    • ストリートリーガールなバイクとしては軽い、慣れると気にならない
      • 狭い道での切り返しや、かなりバイクを傾けた状態で支えても支えきれるのでやはり軽いといえば軽い
      • FEに慣れていたので納車直後はめちゃくちゃ重たく感じた
    • 運転フィールとしてもFEほどのひらひら感はない、若干の重さを感じる(安定してる感とも言う)
    • これが結構しんどくて、右側がめちゃくちゃ熱い
      • どうやらフレームや外装に熱が伝わってるようで、ラジエーターの風+フレームの熱+フレーム上の外装の熱でめっちゃ熱い
      • おそらくFEより普通に伝わってくる熱は熱い(発熱自体はFEのほうが発熱してそうだが?)
      • 24度くらいの気温の中を50km/h前後で巡航してても熱いので真冬とかでもないと熱いと思う
  • 走行性能
    • オンロードは安定感ある、ブレーキもタッチが出てきたあたりで十分効くようになってきた
    • 6速4000rpm(大体60km/hくらいになる)くらいが良くなくて、バックファイアのようなポンポンという謎の感覚が伝わってきてエンジンフィールが悪い
      • かと行って5速では少し回しすぎ感がある(FEでスピード出してると思えばましだが)
    • ダートもフラットであればフラットダートでも安定感とグリップ感があり、安心してスピード出せる
      • ただ、タイヤが柔らかい感じがしてグリップする反面、ハイスピードでは不安定な挙動になる場合がある気がする?(謎)
    • 多少のガレ場でもちゃんと走る
  • その他
    • シートは幅広で一般のバイクと比べるとしんどいかもしれんが、EFとかと比べるととても快適
    • 足付きはシート幅のせいか思ったより悪いが両足つまさきがつくので、多少チビでも乗れそう
    • メーターが若干操作しにくい(ボタンが硬い?押してるのかわかんない)
    • クラッチはしぬほど軽い

ざっとこんな感じ。いままで保有したことがあるバイクと比べると下のような感じ。

CRF250Mと比較

CRF250Mと比べると、年式違いでほぼ同じではあるがタイヤの差は感じる。やはりMのほうがロードでの安心感は高いし、足付きも良い。 パワー感は大差ないと思うが、ラジエーター位置等の変更で先の熱問題がMでは全く無かったが新型Lではある。 音も新型のほうが良くなってる感がある。乗ってるとそんなに気にならないが、乗る前に始動したときとかは少し思う。 ブレーキなんかもMのほうが効くと思う。足回りは明確に違うので差がでる。 足回りを除けば、圧倒的に違うのはやっぱり熱。

FE350と比較

FE350と比べると、圧倒的に重さを感じる。走ってるときも軽快感では劣る。一方でハンドル切角がCRFのほうが切れるので狭い場所の取り回しでは実はCRFのほうがやりやすい。 また、CRFはトレール車で公道志向なのでロードのスピードには合わせやすい。5速で50km/h、60km/hは本当は6速で走りたいが先のエンジンフィール悪い問題があるので難しい。 70km/hくらいになると6速で問題ない。フラット林道程度では、正直CRFのほうが扱いやすいかもしれない(これは自分のFEがサス調整が悪いのか接地感がかなり希薄だったから)。 新潟で乗ったTechnixモディファイサスが入ったTE250と比べたら、流石にTEのほうが乗りやすい。重さもなく、接地感もあり、フラット林道で乗れば無敵感すらありそう。

あとは、やっぱり全体的なライディングポジションはFEのほうが乗りやすい。細くてフラットなシートは快適性は多少犠牲になるが、あまりにも自由なフォームで乗ることができる。 CRFはどうしても乗るポジションに制限が出る。あとは、最も楽に乗れる場所が最適な位置ではない気がする。楽には乗れるが、オフ車のスタンダードポジションはステップの真上に座る位置と言われる。 CRFでこの位置に座ろうとすると、ほぼタンクの直前でかなりタンクに密着した位置になる。楽に座れるのはもうちょっと後ろで、これはオフロードでは少しバランスが悪い気がする。 また、当然だがタンクが邪魔なので前に座れない。ということで、やっぱろポジションの自由度というのがかなり犠牲になっているという感想。 あとは、ステップについても小さいものが付いているので、踏み心地はあまり良くない。

トランポ積載

また、N-VANへの積載も1度行ったが積み込みは店の人に手伝ってもらったのでなんとも言えないが、下ろすときは苦労した。 CRFのほうがリアフェンダーとタイヤの間の隙間が狭い上、でかいマフラーがあるため下ろすときに片手でハンドルを持ちながら、もう一方でリヤタイヤを手で回すということが難しい。 加えてCRFのほうが重たいので、NVANの助手席と運転席の間のドリンクホルダーの後ろあたりの部分の床が破壊されそうになってた。あそこは折りたたみ機構を樹脂製のパーツで保護しつつ床として 機能するように作られてるが、過度な荷重がかかると樹脂が変形して割れそうになる。FEでも積み方が悪いとなってたが、最近は問題にはなってなかった。 CRFは重さのせいでまた樹脂部分を変形させてた。CRFを普段からつむなら床張りはしたほうがいいかもしれない。 とは言え、下ろすときかなり苦労したのもあるし、これはツーリングバイクとして買ったので多分もうよほど避けられない事情がない限りトランポに乗せることはないだろう。

総評

熱問題は噂には聞いていたが思ったよりも熱くそこだけは不満だが、それ以外は期待どおりという感じではある(期待以上でも期待以下でもない)。 ただ、改めてこの手のバイクに乗ってツーリングをしてみたが、昔と比べて自分の価値観も結構変わってしまっているし、正直長く乗らないかもしれない(お金次第だが)。 個人的にはやっぱりオフロード系なら今度買うKTMがあるし、ツーリングに使うならモタードのほうが楽しそう。それかストファイとかでもいいかもしれない。 加えて、もうちょっとパワーがほしいかも。

今日改めて広島近辺をツーリングしてみたが、広島近辺は頻繁に日帰りツーリングしに行くような場所もないし、今後はロンツー志向にしていくという観点から 考えると、やっぱりもうちょっと長距離向けのバイクでもいいのかもしれないとも感じた。

まあ、通勤に使いたかったし今持ってる資金で買えるものということでCRFは現時点ではベストな買い物だったと思うが、今後の資金繰りや新型バイク次第では そうでもなくなってくるので、案外早いタイミングで買い換えるかもしれない。早めに売れば下取り高そうだし。 一応、CRFはせいぜいフラット林道程度でコースやガチな山には持っていかない予定なので、きれいな状態を維持できるはず。

ということで今日はこのくらいで。

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Tags: blog CRF250L
21 7月 2024

デュアルブート環境でのBIOSアップデート他

デュアルブート環境でのBIOSアップデート

ASUSのマザボ(X670EのProArt)にてLinux/Windowsのデュアルブート環境を作っている。 この状態でBIOSのアップデートを行った場合の影響と復旧方法。

アップデートによる影響はUEFIのブートのエントリーがリセットされるので Linuxのブートローダーが読み込めなくなる。Windowsも本来消されるはずだがおそらくこっちは 自動で探して読み込むようになってるのではないかと思う。

したがってアップデート後にUSBディスク等から起動してefibootmgrでエントリーを追加する必要がある。

$ efibootmgr --create --disk /dev/sdX --part 1 --label 'Linux' --loader '\EFI\Boot\BOOTX64.EFI' --unicode

例えばこのような感じで追加できるはず。sdXはESPを指定する。

https://wiki.archlinux.jp/index.php/Unified_Extensible_Firmware_Interface#efibootmgr

ちなみに、BIOSアップデートすると当然BIOS設定は全部初期化されてしまうので、再設定が必要。 近年のマザボでデュアルブートをする場合はFastBootだけOFFにすればそれ以外は基本デフォルト設定で問題ないと思う。 FastBootももしかしたらONでもいけるかもしれないが、不要なトラブルを避けるためにマザボ側でOFFとしている。 (あとは個人的にマザボのWi-Fi機能は使わないのでBIOSレベルでOFFにしている)

ESPのお引越し

今回BIOSアップデートにあわせてLinux環境を別の新しいSSDに移した。その際ESPも新しいディスクに移したかったので そのような作業を行った。

結論から言えば、ESPを移動させたい場合は新しいディスクにESPのパーティション(FAT32, EFI System)を作成し、 そこに旧ESPのファイルをそのままコピーする。その後、efibootmgrで一旦すべてのエントリーを削除した後、 上のBIOSアップデート手順に記載したようなcreateオプションをつけて必要なエントリを再追加すれば良い。 その後、念の為バックアップを取った後に古いESPを削除する。

WindowsやLinuxのブートローダーのバイナリファイルはそのまま別ESPをコピーしても動く。 Windowsの場合は特に何もしなくてよかったがLinuxのブートローダーではrootのディスク指定などが必要だと思うので そういう場所だけ必要に応じて変更する。

Tags: Blog 備忘録 Linux
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